詳しいレポートは、後ほど詳しく行いますが、まずは簡単に・・・

----- 以下、2000.03.25 改訂 -----

取り付けしてある写真も、近いうち公開する予定です。



先日、もう一台の車用に、オートバックスで売っていた市販の5000円程の
小型ハンズフリー装置を購入しましたが、これはとても音が小さい・・・。

今回、私が作成した物の方が、スピーカーから出る音量は数倍大きな音で
声が聞こえてくるので、実用上十分使える事を再確認致しました。
(コツは、アンプ本体とマイクの距離を、出来るだけ離すこと)

このキットを買って、単純に作成すると、走行中にノイズが入ります。
このページを公開した当初、原因不明で手が打てませんでしたが、間もなく解決致しました。
原因は予想通りマイクラインから進入していたノイズでした。
(マイク自体が原因ではなく、ケーブルから。)
アンプ入力部分のマイナス側は、携帯電話とマイクケーブルのシールド線とそれぞれ接続され、
アンプ本体のグランドとの間に100Ωの抵抗が入って接地されており、シールド線に乗った
ノイズがグランドに落ちないまま、そのまま増幅されてしまっているのかなと・・・。
あまり電気的知識が無いながら、その様に考えています。

電気の知識のある方が私が制作した物を見たら、おかしいと思う事なのかもしれませんが、
私は知識が皆無に等しいので・・・適当にある部品を接続する事により、
この問題を強引に解決させてしまいました。

その方法とは、上記100Ωの抵抗が入っている所と並列に、22μFの
電解コンデンサーを追加しました。
この様な入れ方は、発信回路で見た事があるので、専門に知識のある方が見たら、
やはりおかしい事なのかもしれません。。。
もしかして、この100Ωの抵抗を外して、直接グランドに接地するだけで
良いのかもしれません。
でも、ノイズがピタリと止まったので良し!としてしまいました。(^^;

しかしながら、ドコモの携帯電話は、また別の原因でとても大きなノイズが出ます。
金属ケースで、外部からの電磁波ノイズをシールドしていないのが原因かもしれません。
正直に言って、ドコモの携帯電話の場合は、ノイズが多き過ぎて、使用不可能な状態でした。

しかし、私の利用しているIDOの CdmaOne に関しては、
全くノイズが出ないので、とても快適に利用できます。

=> ドコモの携帯は、電磁波が多く出ている為と思われます。
今後作成予定の、「電磁波被爆問題に関する研究室」(仮称)で実測値を公表する予定です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 参考 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−
世界の電磁波の規制ガイドラインは、疫学者の実態調査に基づき
人体に有害な電磁波は、2.0mG(単位:ミリガウス)以上と規定される方向に進んでおり、
スウェーデンでは90年初期に、アメリカでは95年に、厳しいガイドラインが設けられたそうです。
また、EUでも96年1月から、電気製品の厳しい電磁波規制がスタートしているとのこと。

ところが・・・日本は、人体に対する電磁波の規制も指針も全く無いそうです。
(規制が無い日本の電気製品は、かなり強い電磁波が漏れています。)

ドコモのF206からは、非常に強い電磁波が放出されておりました。
耳に付けて電話をする状態を想定して通話状態で、電磁波測定器で測定したところ、
磁場は100mGを越えて、針が振り切れてしまい、私の電磁波測定器では測定不能でした。
電場は、値を読みとりませんでしたが、やはり振り切れる寸前の値を示しました。

ちなみに、IDOの CdmaOne の C201H に関しては、通話状態の時に、
磁場は3mG程度で、電場に関しても僅かに振れる程度でした。
人体には、CdmaOne の方が、優しいのかもしれませんね!

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最後に・・・

マイク感度は、少々弱めなので、マイクアンプがあった方がベストかもしれません。
もしくは、高感度のマイクに変更するか、アマチュア無線で使われている車載用のマイクを
使って、口元にマイクが来る様にする必要があるかなと思いました。


自作を試みようという方は、加工が楽でシールド効果のある、
アルミ製のケースをお勧めします。


こんなに複雑な事をしなくても、アンプ内蔵の小型スピーカーと、マイクを買ってくれば、
あとは分岐ケーブルを自作するだけで、簡単に出来るんですけどねっ。
今回作った物は、要はアンプ内蔵スピーカーと殆ど同じですから・・。

あくまで、作る趣味ってとこですね。

5年ぶりに半田ゴテを持って作りました。
半田付けの腕がかなり落ちていましたが、ちゃんと使えてとっても感動しました!
好きなだけで電子工作の知識は殆ど無いので、今回の完成は、単なる自画自賛・・・ (^^;


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